所員の風采を示す舌鋒鋭い論争――林達劉グループ第一回ディベートが開催
去る8月18日をもちまして、林達劉事務所は設立15周年を迎えることになりました。事務所設立以来、一貫して「信義誠実、品質確保」の経営理念を持ち、絶えずに探索しながら、業務品質の保証と所員の能力向上をともに重要視することを方針として徹底してここまで来られました。この陽気な日差しがワクワクした気分を盛り上げる8月の夏、設立15周年の所内イベンドの第一弾として、注目を集めた林達劉グループ第一回ディベートが開催されました。
第一回ディベートは部門別で勝ち抜き戦の形で行いました。テーマは様々で、「付き合うなら、顔が大事にすべきかどうか」、「結婚相手は自分を愛する人でよいか、それとも自分が愛する人でよいか」のような日常生活に関わるものもありましたし、「宇宙人が地球を襲撃するなら、恋人がスーパーヒーローになってほしい。是か非か」のような想像力が豊かなものもありました。
激烈な予選をわたって、電子電気部及び特許法律部と企画部の連合チームが最終回の対戦に突入しました。土砂降りの雨で暑気を少し払いのけた2018年8月8日の昼、所員全体が期待されていた決勝戦は漸く始まりました。決勝戦のテーマは日常業務に緊密に関わっている、「発明とイノベーションを激励している中国政府の現行政策のもとで、実用新案を大量に出願すべきである。是か非か。」です。肯定側である電子電気部は、「大衆創業、万衆創新」の時代背景のもとで、中小型企業は知的財産権を保護する意識がますます強くなり、実用新案の出願を通じ、自分の権利を保護できるとともに、営業活動の展開及びイノベーションの促進を保証できる為、実用新案をよく利用すべきだと主張しましたが、反対側である特許法律部+企画部は、実用新案は実体審査を受けずに簡単に出願できる為、大量の低品質の実用新案が生じてしまうこととなっており、社会資源を浪費したり、イノベーション主体と社会気風へも悪く影響したりして、国家の信憑性を損なうことになるので、ある程度抑えたほうが妥当だと出張しました。
また、低品質特許の定義について双方も激しく議論しました。反対側の「大量の低品質実用新案は限られている社会資源を無駄遣いさせ、且つ市場の正常秩序に邪魔する」主張に対し、肯定側は「実用新案の65%は中小型企業からの出願で、実用新案の出願を激励することで、中小型企業の利益を保護でき、且つ企業の市場競争力も向上させることができる」と指摘し、更に選手の元審査官経験によって、「特許庁審査官はビッグデータを採用する審査システムを利用して特許調査を行うため、社会資源を無駄遣いするどころか、効率が非常に高く、中小型企業のイノベーションを促進することができる」と発言し、満場の所員の喝采を受けました。
30分の論争を経て、電気電子部は優秀賞を勝ちとりました!一方、弁理士1人、事務担当3人で迎撃した特許法律部+企画部も栄光の敗北で皆に敬服されました。
授賞式では、林達劉グループ取締役の魏弁護士より優秀賞表彰状を電子電気部に与え、両チームそれぞれのベストスピーチも発表すると同時に、特許保護というのは国家百年の大計ではありますが、関連法規法律及び制度にあるバブルを如何に除去し、実用新案の生産へ投入することを激励すればよいか、熟考すべき課題ということも発言しました。そこで、林達劉グループ第一回ディベートは円満に終了できました。