11月2日、北京市第14期全人代常務委員会第14回会議における採決により、宿遅を北京知的財産権裁判所の初代裁判長、裁判委員会委員、判事として任命した。これは、中国初の知的財産権裁判所の裁判長である。

　他の人事任命は以下の通り。
　陳錦川及び宋魚水を北京知的財産権裁判所副裁判長、裁判委員会委員、判事として任命する。
　杜長輝を北京知的財産権裁判所裁判委員会委員、立案廷廷長、判事として任命する。
　姜穎を北京知的財産権裁判所裁判委員会委員、裁判第1法廷廷長、判事として任命する。
　張暁津は北京知的財産権裁判所裁判委員会委員、裁判第2法廷廷長、判事として任命する。
　張暁霞を北京知的財産権裁判所裁判委員会委員、裁判監督廷廷長、判事として任命する。

李燕蓉、儀軍、芮松艶、侯占恒、司品華、陳勇、周麗婷、彭文毅、趙明、張晰聴、江建中、張剣、何暄、馮剛、張玲玲、蒋利瑋、宋旭東、姜庶偉は北京知的財産裁判所判事として任命する。
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第12期全人代常務委員会第10回会議は8月31日、北京、上海、広州に知的財産権裁判所を設立することを決定した。知的財産権裁判所は、中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議で提出された知的財産権の運用と保護を強化し、技術イノベーションを奨励するメカニズム制度を整備するために設立された裁判機構である。

北京市高等裁判所知的財産法廷の陳錦川廷長は、北京知的財産権裁判所の設立は基本的に完了したことで、今後全ての中等裁判所は、知財関連案件を受理しなくなり、基層裁判所は標的の小さい知的財産権民事案件を受理しなくなること、北京知的財産権裁判所設立後の二審裁判所は北京市高等裁判所であることなどを紹介した。

発布日：2014年11月3日　　　　　　　　　　　　　　　　　　

情報ソース：北京晩報